暖かい日が続いていたかと思えば、急に冷込みが厳しくなってきました。

こんにちは、鍼灸マッサージ師の大石留美です。

 

季節の変わり目で身体に負担がかかりやすいこの時期は体調を崩しやすく、自律神経の調整が上手く出来なくなり不調を訴える患者さまが増えてきます。

 

当院の患者さまでも、耳の不調を訴える患者さまが最近では増加傾向にあります。それは、長年続いている耳鳴りがひどくなった方、メニエール病の再発など。YNSAは耳鳴りやメニエール病に対して、素晴らしく効果のある治療方法の手段の一つです。

 

そして、YNSA以外でも長年患っている病に対して有効な治療法があります。

 

その治療法とは、故 福田稔先生が始められたつむじ療法であり気血免疫療法です。そして現在は娘の鳴海理恵先生が継承していらっしゃいます。

 

福田先生に初めてお会いした日、もう10年以上も前です。その先生の治療を見学させて頂いたとき、非常に驚いたのを今でも覚えています。そしてまた実際に福田先生の治療を受けてみると、さらに驚嘆しました。

とにかく身体が軽い、ポカポカする、辛かった症状が改善していく。様々な変化が自分に起こりました。

 

その感動をもう一度体感すべく、東京目白にある鳴海理恵先生の治療院にて、気血免疫療法での治療を受けに行ってきました。

 

問診が終わり、実際の治療に入ると…

鍼やお灸、そしてツムジ治療を駆使し、私のコリ固まった身体を解してくださいました。

そして治療終了後に鳴海先生と行ったお食事がなんとも美味しいこと（笑）。

 

「私が体感したこの感動を、患者さまにも体験していただきたい！」と強く思うようになりました。そう、私が過去に福田先生の治療に感銘を受け、この治療業界に飛び込んだ時と同じ気持ち。来年早々から気血免疫療法塾に入塾し、多くの患者様に還元していく所存です。

 

そして入塾する前に復習として、以前から行っていたつむじ療法をブラッシュアップさせ、福田先生に習った治療法と理恵先生に受けた治療の体験を踏まえて、メニエール病の患者さま、そして長年耳鳴りを患っている患者さまに磁気鍼「つむじ風くん」を使用し治療しました。

 

メニエール病の患者さま、この方は過去に何度も発作を繰り返しております。治療終了後、身体がフワッとした感覚があり、治療の刺激にあまり慣れていない患者さまだったので、少し休憩をして頂いてからご帰宅となりました。

 

1週間が経過した次の予約日となり、前回の治療後の様子を伺いました。すると治療を受けた当日、昼食後が眩暈に襲われ、やっとのおもいでトイレまで行ったそうです。その際に外の空気を吸い、一呼吸ついたところで眩暈（めまい）が落ち着き、そこから耳の閉塞感が一切出なくなりました。これが好転反応と呼ばれるものです。

 

因みに好転反応とは…、

身体本来の状態に戻ろうとする際、最初に現れることのある反応です。

身体に治療などの新しい刺激が加わり、身体が本来の機能を回復し始めると、体内の老廃物や疲労物質の排泄を行う事があります。病的な状態に合わせ活動していた身体が本来の状態を取り戻そうと、一時的にアンバランスになることがあるのですが、少し時間が経つと安定します。症状としては、身体のだるさ、頭重、眠気、眩暈、下痢、湿疹など様々なものがあります。

 

この治療直後の好転反応が起こった後から、一切の症状が消失、もしくはかなり高い割合で軽減したのです。現在、治療は継続中ですが、症状はほぼ緩解しており、今後は再発しない身体にすべく定期通院していただいています。

 

長年の耳鳴りと長期に渡る睡眠導入剤服用の患者さま。昼間の耳鳴りは、治療開始の当初から改善傾向にありました。しかし、深夜に目が覚めた時に起こる激しい耳鳴りに対しては、治療効果を感じにくい状態でした。

 

そこで、メニエール症状で来院されていた方と同様に、「つむじ風くん」を使用したつむじ療法の治療を加える事にしました。その治療方法を加えてから4回目の来院時に変化があった報告をいただきました。

深夜の耳鳴りが減ってきた。NRS（痛みや症状に対してのスケール）で１０→３になっています。まだ、なくなった訳ではありませんが、患者さまの顔色も土気色の肌から、透明感のある肌に変化してきました。もちろんの事ながら生活指導も行っております。普段の食事内容もお聞きして、最低限気をつけることを実践していただきました。

 

これらの上記した症例の他にも、つむじ風くんの治療を加えることで、関節リウマチ、不眠症の方など治療効果を実感していただいております。

 

様々な治療法を試しても、なかなか改善の見られないお身体の症状でお困りの方。

是非に一度、当院の治療を体験してみてください。

 

但し、辛い症状を改善していくためには治療だけではなく、症状の改善に必要な生活指導や運動指導、通院ペース等をきちんとお守り頂く必要があります。

 

上記がお守り頂けない場合は、治療をお断りすることがございますのでご了承くださいませ。