スポーツ外傷の治療
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一瞬で深刻な症状に陥りやすいスポーツ外傷は、ラジオ波と超音波を使用することで、強い痛みに対して早期から痛みを減弱させることが可能です。治療機器によって痛みを減弱させた後、各関節や筋肉、全体のバランス調整を行い早期の治癒へと導きます。
スポーツの怪我、足を捻ったとき、肩を捻ったとき、手を捻ったとき、怪我の大小に関わらず関節や筋肉のバランス調整を行うことが有効です。プロアスリートも来院している当院で、安心の施術を体験して下さい。そして、バランス調整に欠かせない治療道具に2種類のテープがあります。それがLeukotape P(ロイコテープP)とKT TAPE pro(KTテーププロ)です。
「Leukotape P」
レイヨン製の超硬質高粘着のロイコテープPは、ラグビー、アイスホッケーやアメリカンフットボールなどのハードなコンタクトスポーツなどの競技で多くが使われています。これにロイコテープ用アンダーラップのカバーロール(皮膚保護)の組み合わせで、従来のテーピングとは違ったテーピングを行います。
日本ではそれほど有名ではありませんが、海外では頻繁に使用されているテープの一つです。特にプロが使用するアイスホッケーのシューズなどは空間が2ミリ以下ですので、薄くて硬いロイコテープPは重宝されています。
元々はパテラ(膝のお皿)のアライメント調整を行うために開発されたテープと言われていますので、特に変形性膝関節症へのアプローチには素晴らしいものがあります。年輩者で膝の痛みを訴える方の多くは変形性膝関節症で、特にO脚の方にその傾向が認められます。軟骨がすり減り、骨が剥き出しとなり、骨同士で擦れ合って当たり痛みが出ます。ロイコテーピングはその対症療法として即効性のある治療方法です。
このテープをあらゆる分野の治療に持ち込み、痛みの軽減や可動域の調整に活用しています。緑園都市整骨院では、タブ法によるロイコテーピングを行っています。膝・腰・足関節・肩の痛み等にも対応しています。ルーズショルダーの改善、靱帯損傷のサポート、捻挫の可動域制限などはタブ法を使いロイコテープならでは!の治療方法で効果を出しています。
一つの症例としては、三角骨障害により踵付近の骨が削れて足が痛くて、バレエを続けるには手術しかありませんでしたが、このテープを適正に使用することで手術を回避することが出来ました。これは、かかとの位置を調整してあげることがポイントになり、テープだけでの治療が可能なのです。
タブ法によるテーピングは、膝だけでなく肩や腰、足関節、あらゆる所に応用できます。さまざまなテーピングで効果を実感できない方は、効果の高いロイコテーピングを是非お試しください。タイムの短縮等運動能力の向上にも効果が認められています。
「KT TAPE pro」
皆さんはこのテープをご存知ですか?このテープは国立大学法人和歌山大学教育学部教授(体育学博士)本山貢氏とアメリカの企業LUMOS社で共同開発を行った世界初の100%の合成繊維を採用された革新的キネシオロジーテープ。現在は一流トップアスリートをはじめ、世界70ヵ国以上で愛用されています。
サッカー界では、クリスティアーノ・ロナウド、マリオ・バロテッリ、アレクシス・サンチェス、ガレス・ベイルなど。テニス界では、ノバク・ジョコビッチ、ラファエル・ナダル、アンディー・マレーなど。その他、バスケットボール(米国NBA)ではコービー・ブライアント、ビーチテニス界(国内)では本間江梨選手、アジア大会で銅メダルを獲得した、レスリング小島豪臣選手など。
上記したスポーツ以外でも自転車競技、ランナー、トライアスロン、ラグビー、メジャーリーグ(MLB)、アメリカンフットボール(NFL)体操競技、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツ。特筆すべき事は水泳競技にも有効だということ。北京オリンピックに背泳で出場していたジュリア・ウィルキンソンも使用している。このように競技を選ばす、各スポーツのプロ選手からアマチュアのトップであるオリンピック選手、さらにはファンアスリートまで幅広く使用され、高評価を得ています。
ちなみにアメリカではシェア率90%を占めています。最近の報告では、KT TAPEがキネシオロジーテープ市場において、シェア世界No.1を獲得。(世界市場での小売りベースによる、KT Health社調べ)世界市場において、各国で様々なキネシオロジーテープメーカーが存在していますが、その世界規模でシェア1位の獲得はどれだけすごいことかはご理解して戴けると思います。
それでは、KT TAPE pro の「KT」とはどういう意味なのか。
これは「Kinesiology Therapeutic」の略で、
Kinesiology=身体運動学
Therapeutic=治療、健康維持の役に立つ、という意味です。
つまり「身体運動学に基づいた治療、健康維持の役に立つテープ」といえます。
今までテーピングの方法はとても難しく複雑な貼り方が多かったですし、そして熟練した技術が必要とされていました。では、どうして今までのテーピングは難しく複雑な貼り方になったのでしょう。
我々のような治療に携わる者たちやアスレティックトレーナーなどが現場で使用し、その場での試行錯誤によって開発され、またその現場で培った経験を多くの後輩達に伝えてきたところが多分にあると思われます。つまり、様々な先生たちの経験値と結果が今までのテーピングであり、素人で貼るのは難しいとされてきたところです。
そんなテーピングの現状に風穴を通したのが前述にも名前があがった国立大学法人和歌山大学教育学部教授(体育学博士)本山貢氏です。意外と思われるかもしれませんが、テーピングに関してのエビデンスがあまり存在していません。様々な経験と結果はありますが、それは学術的な意味やエビデンスではありません。これは経験と結果を否定している訳ではなく、私自身もずっとそのやり方で経験をしながら結果を残してきています。つまり研究対象として今まであまり取り扱われていなかったのが実情です。それを本山教授は大学レベルで学術的見地からしっかりとしたエビデンスを証明しています。
KT TAPE proを利用することによって生まれる多くのメリット
本山教授のKT TAPE proと普通のコットン系キネシオテープ、そして他社の合成繊維テープの比較研究によると、他社のどのテープよりも様々な面で効果が高いことが解ってきました。貼った部位は、次にあげる効果が期待できます。
・ 筋肉内温度 ↑
・ ウォームアップ効果 ↑
・ エネルギー効率 ↑
・ 筋パワー ↑
・ 酸素摂取量 ↑
・ 筋肉の粘性 ↓
その結果として、身体にとって良い環境がつくられます。
・ 神経機能 ↑
・ 神経接合スピード ↑
・ 筋血流量は ↑
・ 乳酸(疲労物質)の蓄積 ↓
患部の損傷している筋肉、関節の炎症からくる痛みを軽減し、循環が良くなることで治癒、回復能力は上昇し、疲労物質も溜めにくい状態になりますので、筋痙攣などが起きにくいので、運動においては怪我の予防になりますし、不快感や動きの制限も少ないので、選手の邪魔になりにくい状態をつくります。だから肩こりや慢性腰痛、膝痛などにも最適といえます。
KT TAPE proは少ない枚数で、そしてシンプルに貼っても強い効果を表し、痛みの予防を行うことができるのです。誰でも簡単に貼れて、軽くて丈夫です。他社メーカーのテープですと、貼った当日の夜にはテーピング効果は激減します。ところがKT TAPE proは貼った当日から数日(3~5日)に渡り90%以上の効果を残します。合成繊維で作られていますので、通気性も抜群でありながら保温性も高いので、汗も乾きやすくて冷えにくいのも特徴です。色も豊富ですのでその日の気分や服装に合わせる事も可能です。実際にファッションショーでこのテープを使用した記事もありました。KT TAPE proはスポーツの運動前に怪我の予防として貼るだけではありません。湿布を貼る代わりに、このKT TAPE proを貼れば単純な肩こり、膝痛、慢性的な腰痛などにも有効です。
KT TAPE proは貼るだけで筋肉や関節をサポートし守ってくれます。そして数日間にわたり貼っても(痒みが出なければ)大丈夫です。水に対しての耐久性も高いので、日常の生活でも、水中で行う競技などにも使用できます。さらには反射性の素材を使用していますので非常に目立ちます。暗所や屋外で夜間トレーニングを行うときに使用すれば、光に当たれば反射をしますので、目立ちやすいので安全の確保にもつながります。
当院でも怪我の治療や予防として、さらには運動を行っている方のパフォーマンスアップのために数多くを使用しています。年配者の運動療法を行う際にも使用すれば、安全に筋肉をつけさせていく事も可能です。だから介護の現場でも使用されています。さらに妊婦さんにも絶大なる効果を発揮しています。足の浮腫、骨盤の痛み、大きくなったお腹の支えにも使用します。(希望される方は産婦人科医に一度ご相談下さい。)
当院の院長はKT TAPE 公認マスターインストラクターです。(発足した当初は2名、院長と大阪の原田先生だけでした。現在は全国で7名、別に公認客員インストラクター2名。平成31年8月7日(水)現在)
貼り方やご質問にはどんどんお答え致します。そして当院でも貼り方のレクチャーは行っております。ご希望される方はご連絡を下さい。他にも貼り方など詳しいこと知りたい方は、KT TAPE JAPANのHP、YouTubeでご覧になって下さい。
KTテープPROの詳細
http://www.kttape.jp/what-is-kt-tape
ロイコテープP使用の治療も行っております。
アクセス情報
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横浜市泉区緑園1丁目4番1号オーシャンテラス緑園202 - 受付時間
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に入って下さるようお願い致します。 - 休診日
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