2017年11月1日 | 未分類 |
世界で1番有名な日本の鍼灸治療…YNSA(山元式新頭針療法)
10月15日(日)、私(大石留美)は宮崎県宮崎市で行われた【第5回YNSA学会全国大会】へ参加し、この全国大会にて症例発表『YNSAによりジストニアによる症状が改善した症例』を行って参りました。
前日14日(土)には会主催のレセプションパーティーが宮崎観光ホテルで行われました。山元先生をはじめ、学会員の医師・歯科医師・獣医師・鍼灸師の先生はもちろん、会員外の先生方も大勢参加され懇談しました。
15日(日)、第5回YNSA学会全国大会が午前10:00から開催。
午前の部
YNSA学会会員による一般口演、そして酒谷薫先生(日本大学教授)の講演がありました。特に酒谷教授の講演内容である『鍼治療によるストレス緩和効果のメカニズム:NIRSによる研究』は鍼灸の世界において非常に重要な考え方をお話して下さり、非常に興味深く勉強になる講演でした。
午後の部
YNSA学会員による一般口演、加藤直哉先生(YNSA学会副会長)による今後のYNSA認定治療士制度についての説明、山元敏勝先生による新しいソマトトープの発表がありました。
YNSA認定治療士制度はこれからの会として非常に重要であり、発展的な内容となっておりました。受験資格を得て、その試験に合格して初めて認定治療士となるとのこと。私も来年に行われる初めての認定治療士を受験します。
そして、この日は山元先生による新しいソマトトープが発表されましたが、また素晴らしい内容でした。今までとはまた違う発見であり、いつも山元先生の治療に対する姿勢は素晴らしいと感じます。私も山元先生を見習い、いつまでも勉強と研究を重ねていこうと強く思いました。
今年の全国大会は、学会員による一般口演が症例報告だけではなく、YNSAを行うことによって身体にどのような変化が起こるのか等を研究した報告、学会員独自のYNSA診断ポイントや治療ポイント、なども発表されました。
私も『YNSAによりジストニアによる症状が改善した症例』を発表しました。
長年、ジストニアで苦しみ、投薬以外にもたくさんの治療を受け、どの治療にも効果を感じなかった患者が、YNSAを受けた事で症状の改善を感じたこと。現在の一番辛い症状は、メイジュ症候群といわれる顔面部の痙攣、歩行時に顔面部と右頚肩部に痙攣が起こることによって、歩行困難になることでした。ジストニア発症当時は、体幹が捻れてしまい、痙性斜頸もおこりました。そのため、現在でも歩行時に身体を真っ直ぐにすることができない患者が、治療を続けることによって正しい姿勢に近づいてきています。ジストニア患者の身体にどのような変化が起こったのか、初診時から最新の受診日までの詳細、患者様の同意を得て比較動画を含めて発表させていただきました。
発表後には、学会に参加した多くの先生から質問やお声をかけていただき、また多くの質問や感想を下記のように頂戴いたしました。
・初診日と最新の受診日を比較すると、患者の表情や身体の大きな変化があることに驚きました。
・YNSAが難病とされる疾患の症状緩和に効果的であると発表があったことで、自分の診ているジストニア患者への糧になる。
・病気の原因にはストレスが大きく関わっていることがわかった。
・YNSA以外にもどのような治療法を取り入れているのか。
・発表の時に映像にあった『磁気のはり』のこと。
・気血免疫療法のこと。
この他にも多くのお褒めのお言葉を頂戴致しました。
YNSAは、難病と言われる根治の難しい疾患も症状を改善させる可能性がある治療法です。もちろん、YNSAだけを受ければ良いわけではありません。生活習慣、運動、食事などの改善なども必須です。
当院では、既に病気でお困りの方、過去に大病をされて再発防止の為に受診される方、病気にならない身体作りを目指している方、たくさんの方がYNSAを受けることによって体調管理をなさっています。
当院の鍼灸治療は、YNSAだけでなく自律神経を整える治療法も取り入れ、生活習慣などを改善させるためのアドバイスも行っています。
当院での治療をご希望の場合(鍼以外も含む)、予約制となっておりますので、事前にお電話にてお問い合わせください。