2015年6月10日 | 未分類 |
外脛骨障害(両足)で医師が手術適応との診断したもの。
当院は近隣のサッカーチームと提携を結びました。そのチームの男の子が来院。
中学3年生で外脛骨障害による痛みがあり、9ヶ月にわたり整形外科を受診。リハビリを行いながら、テーピングやインソール作成など治療を重ねてきましたが、痛みに変化がなく酷くなっていく一方の状態でした。
その後、セカンドオピニオンを得るために他病院を受診。その先生の診断では、1型と2型の混合型であるため保存療法は厳しく、手術適応との結果がでます。
ところが手術日程を決める直前にチームのコーチから当院の話を聞き来院。
問診を行うと、
「サッカーはしたいけど手術はやっぱりしたくない。でもしないとサッカーが出来ないなら…。」
といった様子。症状としては、私が過去に見てきた症例の中でも一番酷く、それも両足の外脛骨障害でした。
この症状に対して高周波治療器「ラディオスティム」(ラジオ波)を使用した後、ロイコテーピングを毎日継続で3日間行いました。この3日間で激しい痛みは減弱し、5日目からは少しボールタッチを始め、さらに8日目には合同練習に参加し(治療は継続)、10日目は2日に1度の来院に切り替えています。
このような症状や痛みで来院される方が多数おりますが、殆どが2週間程で練習に復帰をしています。もしこのBlogを読まれている方の中で悩んでいらっしゃる方がおりましたら、一度はご来院しご相談下さい。
他の症状ではオスグッド、シンスプリントなど足を床に着くだけでも痛みがある症状でも、約1〜3週間くらいで練習に復帰できるレベルにしています。力になれる事があるはずです。その痛みを諦めないで下さい!